テッテー的にと、丹沢を攻め続けていましたが、
急に連休となったモンで、チョイと気分転換しようかと。
選んだ先は、ニッコー。
特に理由はありません。
何となく読んだブログに、ノビタキとニュウナイスズメがいたとか、
まぁ、そんなんじゃないんですけどね。
何だろ、自然とニッコーが呼んでいる…、的な。
ウソです。羨ましかったです。
ニュウナイスズメに会いたかったですぅぅ!!
で、ニッコー。しかも、奥ニッコー。
遠いぜ…。かなり。
決めた翌朝、体は正直、3時に目がバチッ!!
3時45分、出発しました。
以前、軽く戦場ヶ原を歩いたことはありましたが、
その時は林間学校的な何十人の小学生に、
「コンニチハッ!」を連呼されただけだったので、
今回、デビュー戦ということになります。
イロイロ考えた結果、湯滝サイドから侵入することに決定。
ヒガラ「あらま、いらっしゃーせッ!」
オット「あいよっと、チョイと世話になるよッ!」
スタート直後から、数種類の野鳥たちの洗礼。
ニッコー、すげーな、マジで。
ヒガラ「イヤだよ旦那さん、このぐれぇ、日光じゃ序の口ってね。」
オット「ほーぅ、そういったアレかぃ。そいつぁ、すげーや。」
いや、ホント、スゲーのですよ。
キビタキ「旅のお方、ヤイノヤイノ言わんでも、コッチはやることやるってんだ。」
オット「そりゃ失礼。さすがキビの。キップがいいねぇ。」
江戸の大旦那のお膝元ニッコー、ついついエドツコ弁になる。
キビタキ「そーとくりゃ、キリッとキメにいくぜぃ!」
オット「よ、キビの!こりゃまた見事に見得切ったねぇ!!!」
キクイタダキ「よよっと!コチとらイナセだってんだ!」
オット「おぉ!井の頭公園以来!背中でイキを魅せるってヤツかぃ!」
センダイムシクイ「おぉぃ旅のお方、焼酎持ってきてくんなッ!」
オット「おめぇさん、いつも木の上なのに、今日は気前がいいねぇ。」
ココまで、わずかな距離で、1時間強。
恐るべしニッコー、前に進めん…。
ノ、ノビタキが待っているのに…。
渓流からは、無数のミソサザイ、森林サイドからは聞き覚えない声…。
あぁぁぁぁぁぁ、どうしていいかわからん!ってくらい極上パニック。
ヒガラ「落ち着きなせぇ。そー慌てなさんなって。」
オット「やや、アゴヒゲの!コレが落ち着いてられますかっての!!」
マイド小さい野鳥の画像で申し訳ないのですが、
どーやら、コイツ、エゾムシクイらしいのです。
帰宅後、見分けのページ調べ、鳴き声で決着。
コイツの鳴き声、現地では、変なシジュウカラと片付けてしまい…。
我ながら、ド素人だ…。モッタイナイ…。
エゾムシクイ「コッチも、親戚筋多くてすまねぇな…。」
オット「なんの、お互いヤボなことは言いっこなしよ!(たすかった…)」
時間はドンドン過ぎていくが、予定の行程はイッコウに進まない。
キビタキ「夏のヒタキは、黄色ってモンだろーがよッ!」
オット「そうだけどよ、クロもよ…。あ、おめぇもクロか!」
やはり、キビタキは美しい。誰が何と言おうと。
言わないだろうが。
あれ!?何か聞いたことあるけど、何か聞いたことない声…!?
ニュウナイスズメ「クロなんてよ、どーでもいーじゃねぇかっての!」
オット「あぁぁぁぁ!ほっぺにクロない!?ニュウ、ナイ!!」
記念すべき初めましては、珍しくオッペケペでない、ステキな出会いでした。
さぁ~~~~~~て、戦場ヶ原へ出て、ノビタキ&ホオアカ!!
さらにカッコウとくるかぁ~~~~!!!!!!!!
で、雨。すっごく。
…。
さすが、チョー雨男のオット。
泣く泣く引き返す帰り道。
アカゲラ「また来りゃいいでしょうよ。何度でも来なってんだ。」
オット「おぉ、そいつぁありがてぇ台詞だ。甘えるよッ!」
この他にもワンサカと出会いました。
往復で11時間強かけて、1時間半の探鳥。
それがどーした、ワリあうゼ!!
だもんで、また行くゼ!!!
<本日出会った野鳥>
センダイムシクイ・エゾムシクイ・キバシリ
<声の友情出演>
コマドリ(だったらいいっていうくらい自信なし)
あとわかんないのいっぱい
ハ、恥ずかしながら…。