本日は晴天なり。
夏の宿題をやっつけに、富士山へ向かう。
道志道、最後の下り坂では、雪の無い富士山が迎えてくれた。
ほぼ1年ぶりになろうか、河口湖フィールドセンターへ。
現地のホワイトボードに書かれたらしい、サンコウチョウが気になり。
キクイタダキ!?ノジコ!?
そーきちゃったら、お初ラッシュに期待は膨らむのです。
前回の記憶を頼りに、受付を済ませて、施設内窓際へ。
先客がいらっしゃるも、動きはなさそう。
オットさん、あまり他のバーダーさんとしゃべらないですからね。
嫌いな写真家なら、イッサイしゃべりません。
確か、コッチからが水場へ近いはず。
なのに、水場にたどり着けないほど、鳥たちの勢いが。
ヤマガラ「あれ!?何お前ぇ、久々ジャン!!」
オット「おぅよ!他ではヤマガラちゃん、ギンギンに観てるけどな!!」
カラ党のオットとしては、囲まれてしまったら動けません。
至福、至福、最上の一時です。
ま、その脇を、デカいカメラ担いだ方が、足を引きずって通過されましたがね!!
その直後、アカゲラの声が聞こえた!!
アカゲラ「ヒョイのヒョイのヒョ~イ!!」
オット「あぁぁぁぁ!しまった!!双眼鏡で観てるばかりで撮るの忘れてた!!」
たぶんマダムキビタキ「ったく、何やってんのサ!」
オット「観るのに夢中になっちゃうんだよね…。」
ようやっと、ミニサイズの池に到着。いわゆる水場ですね。
しばし待ってみると。
チビヒタキ「このプールは、キャップとゴーグル義務なのかナ!?」
オット「ココはえーよ、ガツッと入っちゃえよ!!」
マダムキビタキ「じゃ…、じゃあー、見本みせるワよ、いい、おチビ。」
オット「鳥も人間も、子育ては楽じゃねーなー。」
チビヒタキ「きょ、今日は、ヤメとこうかな…。」
オット「ハッハッハー、自分のペースでやりなー!」
のどが渇いたので、一旦はやぶさ号へ引き返そうと歩いていたら。
ゴジュウカラ「この前の、カベゴジュー、取り消せや~!」
オット「ヘッヘッヘ、壁は壁でいいジャンか!」
今日は(いつもなのか?)ゴジュウカラが多かったですね。
カラ党といえど、ゴジュウカラはアーバンバーダーとしてはレア系なので、
長時間足を止めて、観させていただきました。
うん、ありがとう!!
ゴジュウカラ「急に、そう謙虚になられると、サ…。」
オット「そんなビビるなよ、それだけ好きってことなんだよ。」
森に入ってからずっと、高い場所でウロチョロしてる気配。
な~んだろ~って思っていました。
たまに見えるフォルム、尾が長い、素早い。
カケス!?サンコウチョウ!?
ようやっとわかりました。リスでした。
動きが早くって記念写真できなかったのが、ザンネン!!
終始、周りを囲んでくれたカラ軍団。
ヒガラ「さーて、とっておいた松ぼっくり、ソロソロいっとく!?」
オット「いけー、ガツガツいってしまえー!!」
コレが、午前中10時半くらいのお話。
今日いいな。絶好調だ。
やはり、富士は、すげー。
コゲラ「ヤィッ!コレでもかッ、コレでもかッ!!!」
オット「見た感じ、ソコにゴハンなさそうなんだけど…。」
再度、池に戻ってみると、先ほど一瞬出会ったキビタキが銭湯に。
キビタキ「あら!?男湯、ドコよ?」
オット「あぁ、混浴の、露天だよ。」
キビタキ「あーそうかい。そのワリにゃぁ、女子いねぇな、オイ!」
オット「やらしいこと言うんじゃないよ!」
キビタキ「よしッ、ホンジャ、上の方で待ってみるかぃ!」
オット「よしときなって…。」
コガラ「アイツ、人気があるからって…。」
オット「コガラよ、キミもオット的には、大人気なんだゼ!」
キビタキ「オッサン、ナイスフォロー!!」
オット「いいから、浴びてスッキリしろって!」
チビヒタキ「浴びなきゃダメ…!?」
オット「好きにしろー!嫌なら、後で浴びろー!!」
ゴジュウカラ「日が高いうちに浴びたほうがいいと…。」
オット「おッ、クチはさんできたね、ホンジャ、おヌシ浴びろやッ!!」
ソンナコンナの林から戻り、施設の裏を観てみる。
オオルリ「何やら、騒がしかったようですな。」
オット「モロモロありましてね。コレが探鳥の醍醐味ですワ。」
施設の裏には、チョイと水場があります。
ま、人工的ですね。
オット目線でアリか?ナシか?
う~ん、餌付けじゃないからなぁ…。かと言ってねぇ…。
ネットに落ちている情報をもとに考えて、
餌付けは自然界をダメにするから、アウト!
水場は、水が貴重な場所に限っては鳥を助けるから、ギリセーフ。
それでいこうかな…。イマイチだけど…。
マダムキビタキ「な~に、歯切れ悪いわね…。」
オット「まぁ、オットも欲のある人間だからね。線引きって難しいよ。」
ムッシュオオルリ「お前ぇ、ワリとまじめだな…。」
オット「そ、そうね、変なこだわりっつうか、自分に都合いいトコあるけどね…。」
ヒガラ「あれッ!?なんか青いのいるッ!!」
オット「おいッ!今マジメな話してんだよ!!ピントまでもってって!!」
ムッシュオオルリ「そうッ!普通こうでしょーがッ!!」
オット「いやいや、オットに関してはそうとはかぎらんぜ、ムッシュよ。」
事実、オオルリそっちのけで、コガラ撮っている時間もありました…。
ムッシュオオルリ「そうか…、あーた、そういうヒトか…。」
オット「そうそう、その時観たいモン、観る感じだね。」
オット「でも、こんなに近いの貴重だからね、ありがたくね!」
ムッシュキビタキ「青信号は、間もなく黄色信号に変わりま~す!」
オット「はいッ!注意しますッ!!」
おなかイッパイ…。
すげぇ、やはり、富士は、すげぇ…。
さて、本来の目的地、北富士演習場に移動してみますと…、
今日のターゲット、頭の黒いノビタキ、ホオアカは、
ほぼほぼ、いなくなっておりました…。
旅立ちに備えて、下ったか…。
トボトボ帰り道で、木の上をふと見ると。
オット「あれ!?」
アカゲラ「あら?」
野鳥たち、今日もありがとう。
楽しい日は、すぐに終わってしまいます…。
日本全国的に考えると、アチコチで大変なことになっています。
自分だけはいいのか、と思いつつ、自分の回りは何もなく、
普段どおりに過ごすことを選択しました。
いい訳ですが、何か些細なことでもできるのではないか、
と思った自分がいて、それでも動かない自分に嫌な感じで、
どうしたらいいのでしょうか?で、普通に過ごしました。
ごめんなさい。