ムスメとオットとジィちゃんと。

デビューのムスメ、復帰のオット(父)、イーグルアイのジィちゃん、3人がつむぐド素人野鳥物語。

ジィちゃんと探鳥、河口湖フィールドセンター&北富士演習場の野鳥/2018-9-6

 

本日は晴天なり。

 

夏の宿題をやっつけに、富士山へ向かう。

道志道、最後の下り坂では、雪の無い富士山が迎えてくれた。

 

ほぼ1年ぶりになろうか、河口湖フィールドセンターへ。

現地のホワイトボードに書かれたらしい、サンコウチョウが気になり。

 

キクイタダキ!?ノジコ!?

そーきちゃったら、お初ラッシュに期待は膨らむのです。

 

前回の記憶を頼りに、受付を済ませて、施設内窓際へ。

先客がいらっしゃるも、動きはなさそう。

 

オットさん、あまり他のバーダーさんとしゃべらないですからね。

嫌いな写真家なら、イッサイしゃべりません。

 

確か、コッチからが水場へ近いはず。

なのに、水場にたどり着けないほど、鳥たちの勢いが。

 

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ヤマガラ「あれ!?何お前ぇ、久々ジャン!!」

オット「おぅよ!他ではヤマガラちゃん、ギンギンに観てるけどな!!」

 

カラ党のオットとしては、囲まれてしまったら動けません。

至福、至福、最上の一時です。

 

ま、その脇を、デカいカメラ担いだ方が、足を引きずって通過されましたがね!!

 

その直後、アカゲラの声が聞こえた!!

 

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アカゲラ「ヒョイのヒョイのヒョ~イ!!」

オット「あぁぁぁぁ!しまった!!双眼鏡で観てるばかりで撮るの忘れてた!!」

 

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たぶんマダムキビタキ「ったく、何やってんのサ!」

オット「観るのに夢中になっちゃうんだよね…。」

 

ようやっと、ミニサイズの池に到着。いわゆる水場ですね。

しばし待ってみると。

 

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チビヒタキ「このプールは、キャップとゴーグル義務なのかナ!?」

オット「ココはえーよ、ガツッと入っちゃえよ!!」

 

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マダムキビタキ「じゃ…、じゃあー、見本みせるワよ、いい、おチビ。」

オット「鳥も人間も、子育ては楽じゃねーなー。」

 

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チビヒタキ「きょ、今日は、ヤメとこうかな…。」

オット「ハッハッハー、自分のペースでやりなー!」

 

のどが渇いたので、一旦はやぶさ号へ引き返そうと歩いていたら。

 

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ゴジュウカラ「この前の、カベゴジュー、取り消せや~!」

オット「ヘッヘッヘ、壁は壁でいいジャンか!」

 

今日は(いつもなのか?)ゴジュウカラが多かったですね。

カラ党といえど、ゴジュウカラはアーバンバーダーとしてはレア系なので、

長時間足を止めて、観させていただきました。

 

うん、ありがとう!!

 

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ゴジュウカラ「急に、そう謙虚になられると、サ…。」

オット「そんなビビるなよ、それだけ好きってことなんだよ。」

 

森に入ってからずっと、高い場所でウロチョロしてる気配。

な~んだろ~って思っていました。

 

たまに見えるフォルム、尾が長い、素早い。

カケス!?サンコウチョウ!?

 

ようやっとわかりました。リスでした。

動きが早くって記念写真できなかったのが、ザンネン!!

 

終始、周りを囲んでくれたカラ軍団。

 

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ヒガラ「さーて、とっておいた松ぼっくり、ソロソロいっとく!?」

オット「いけー、ガツガツいってしまえー!!」

 

コレが、午前中10時半くらいのお話。

今日いいな。絶好調だ。

 

やはり、富士は、すげー。

 

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コゲラ「ヤィッ!コレでもかッ、コレでもかッ!!!」

オット「見た感じ、ソコにゴハンなさそうなんだけど…。」

 

再度、池に戻ってみると、先ほど一瞬出会ったキビタキが銭湯に。

 

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キビタキ「あら!?男湯、ドコよ?」

オット「あぁ、混浴の、露天だよ。」

 

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キビタキ「あーそうかい。そのワリにゃぁ、女子いねぇな、オイ!」

オット「やらしいこと言うんじゃないよ!」

 

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キビタキ「よしッ、ホンジャ、上の方で待ってみるかぃ!」

オット「よしときなって…。」

 

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コガラ「アイツ、人気があるからって…。」

オット「コガラよ、キミもオット的には、大人気なんだゼ!」

 

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キビタキ「オッサン、ナイスフォロー!!」

オット「いいから、浴びてスッキリしろって!」

 

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チビヒタキ「浴びなきゃダメ…!?」

オット「好きにしろー!嫌なら、後で浴びろー!!」

 

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ゴジュウカラ「日が高いうちに浴びたほうがいいと…。」

オット「おッ、クチはさんできたね、ホンジャ、おヌシ浴びろやッ!!」

 

ソンナコンナの林から戻り、施設の裏を観てみる。

 

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オオルリ「何やら、騒がしかったようですな。」

オット「モロモロありましてね。コレが探鳥の醍醐味ですワ。」

 

施設の裏には、チョイと水場があります。

ま、人工的ですね。

 

オット目線でアリか?ナシか?

 

う~ん、餌付けじゃないからなぁ…。かと言ってねぇ…。

 

ネットに落ちている情報をもとに考えて、

餌付けは自然界をダメにするから、アウト!

水場は、水が貴重な場所に限っては鳥を助けるから、ギリセーフ。

 

それでいこうかな…。イマイチだけど…。

 

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マダムキビタキ「な~に、歯切れ悪いわね…。」

オット「まぁ、オットも欲のある人間だからね。線引きって難しいよ。」

 

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ムッシュオオルリ「お前ぇ、ワリとまじめだな…。」

オット「そ、そうね、変なこだわりっつうか、自分に都合いいトコあるけどね…。」

 

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ヒガラ「あれッ!?なんか青いのいるッ!!」

オット「おいッ!今マジメな話してんだよ!!ピントまでもってって!!」

 

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ムッシュオオルリ「そうッ!普通こうでしょーがッ!!」

オット「いやいや、オットに関してはそうとはかぎらんぜ、ムッシュよ。」

 

事実、オオルリそっちのけで、コガラ撮っている時間もありました…。

 

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ムッシュオオルリ「そうか…、あーた、そういうヒトか…。」

オット「そうそう、その時観たいモン、観る感じだね。」

 

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オット「でも、こんなに近いの貴重だからね、ありがたくね!」

 

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ムッシュキビタキ「青信号は、間もなく黄色信号に変わりま~す!」

オット「はいッ!注意しますッ!!」

 

 

おなかイッパイ…。

すげぇ、やはり、富士は、すげぇ…。

 

 

さて、本来の目的地、北富士演習場に移動してみますと…、

今日のターゲット、頭の黒いノビタキ、ホオアカは、

ほぼほぼ、いなくなっておりました…。

 

旅立ちに備えて、下ったか…。

 

トボトボ帰り道で、木の上をふと見ると。

 

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オット「あれ!?」

アカゲラ「あら?」

 

 

野鳥たち、今日もありがとう。

楽しい日は、すぐに終わってしまいます…。

 

 

 日本全国的に考えると、アチコチで大変なことになっています。

自分だけはいいのか、と思いつつ、自分の回りは何もなく、

普段どおりに過ごすことを選択しました。

 

いい訳ですが、何か些細なことでもできるのではないか、

と思った自分がいて、それでも動かない自分に嫌な感じで、

どうしたらいいのでしょうか?で、普通に過ごしました。

 

ごめんなさい。