伝家の宝刀を、
抜いた。
先日来、カワセミ禁断症状のオット。
ついに、伝家の宝刀に手をかけた。
ジイちゃんに教えてもらったこの場所、
そしてムスメを連れて行ったこの場所、
まさに伝家の宝刀。
昨今、カワセミは大都会にも戻ってきた。
幻の野鳥などという呼び方は過去のもの。
サレトテ、宝石の価値は下がるどころか、
身近になったからこそ、輝きを増すばかり。
禁断症状にやられたオット、伝家の宝刀、切り札は、
大栗川と多摩川の合流付近。
モズ「顔がこえぇって…。」
オット「決して禁止薬物ぢゃないゾ…。カワセミだ、カワセミ…。」
そーいや、このあたり、モズもいいんだよね。
そんな感じで、チョイとモズに切り替えたら、いるわいるわ。
あれ~~~~~~~~、ヤッパシ何か楽しい!
ド素人バーダーの本領発揮、ターゲットはカワセミだけでなく、
いつもの通り、野鳥でありました。
ハクセキレイ「そーだよ、せっかく来たんだから、楽しく歩きなよ~!」
オット「そーやった、そーやった、ワレながら、アセり過ぎたワ…。」
バーダーは、やはり、ナンダカンダ言っても、カワセミが好きなモンです。
あの美しさ、姿かたちのかわいらしさと堂々たるたたずまい、
水面ギリギリを飛翔する凛とした姿、狩人たる猛々しさ。
ただのフィッシャーではない、そう、キングフィッシャーなのだ。
アカショウビンの声を聴いた時の異空間にいるような幻想感、
恐るべきカワセミ軍団…。
だがしかし、歩けども歩けども、カワセミに会うことができていない。
何故だ!?オットほどのベテランド素人が…。
ダイサギ「役者交代だ、代わってやるよ。」
オット「あれ、あれれ!?」
こんなにキレイな景色を見て、歩いてたんだ。
そう思ったら、ホンワカとしてきた。
サウナーが言うところの、整った!ってヤツかもしんない。
すると、ダイサギがいつも以上に美しく観えてきた。
幸せの白い鳥。
ダイサギ「あっ、目が覚めたみたいだな。」
オット「まいりました…。」
やはり、バードウォッチングは癒されるわぁ…。
世界には、いろいろなカワセミがいます。
信じられないくらいカラフルなのとか。
ムスメの懸命のお願いでオットがプレゼントした1冊。
ブッたまげてください。
ちなみにオットの1オシは、ラケットカワセミです。
ダイサギに観とれて、その近くのキセキレイにウットリしていると、
両者の間を縫うように飛んでいくヒスイが1羽。
あぁぁぁぁぁ、カワセミやぁぁぁぁぁ。
久しぶりの水辺の宝石、肉眼で楽しみました。
次回は、記念写真をいただきたく。
ハ、恥ずかしながら…。