ムスメとオットとジィちゃんと。

デビューのムスメ、復帰のオット(父)、イーグルアイのジィちゃん、3人がつむぐド素人野鳥物語。

ジィちゃんと探鳥・続戸隠の野鳥/2019-10-21

 

f:id:doshiroutobirder:20191027173206j:plain

 

カケス「そのファイトは、ドコから来るんだい?」

オット「う~ん、自分でもわからん…。」

 

森の忍者に、首を傾げられた。光栄だ。

 

 

<やさしいきもち>

 

(や)野外活動、無理なく楽しく

(さ)採集は控えて、自然はそのままに

(し)静かに、そーっと

(い)一本道、道からはずれないで

(き)気をつけよう、写真、給餌、人への迷惑

(も)持って帰ろう、思い出とゴミ

(ち)近づかないで、野鳥の巣

 

日本野鳥の会さんが提唱するフィールドマナーです。

 

四季オリオリの日本で、野鳥たちがイキイキと生きていくため、

未来のバーダーさんたちに、ステキな探鳥環境を残すため、

はたまた、海外に渡った野鳥たちが、現地で困らないため、

 

どーですか、みなさん、いっしょにやりませんかー!!!

 

 

初日は、出来すぎであった。

目標を達成してしまった。

 

写真のデキの悪さは、来年の宿題としてとっておけるほど、

ナニヤラ余裕の雰囲気。

 

なんなら、思い切って日帰りで帰ってしまおうかしら…。

 

迷って悩んだ挙句、宿泊することに。

 

それほど、戸隠にしてやられたワケです。

 

祝杯あげて、眠ってイビキかいて、

寝坊したら、帰り道で軽井沢、

バッチーンと起きたら、戸隠アゲイン。

 

そう決めて、ラグビーJAPANを応援して眠りについた。

 

ウッヘッヘッヘッヘ、午前3時にバッチーン!

ソソクサ、そそくさ、荷物をまとめてGO。

 

真っ暗な山道、アカショウビン号を信じて、ソロソロと進む。

こえぇ~、真っ暗の山道、ちょーこえぇ~~~!!

 

ムギ・マミチャを観られたので、

それ以外の野鳥を堪能しようと、恐怖と闘うオット。

 

天下の軽井沢をソデにしてでもまた行きたい戸隠、

それほど、ステキな場所なのです。

 

現着5時半、日の出は6時。

クラフトボスでのどの渇きを癒し、恐怖を拭い去る。

 

もうすでに野鳥たちの息吹は、グイグイと耳に入ってくる。

 

カラ軍団はモチロンのこと、アオジホオジロカシラダカ

自己主張が強いのはウグイスといったトコロ。

 

カケスが叫び、アカゲラアオゲラも負けていない、

加えて、オットの知識では追いつかない何か。

 

それは、ラップでもポップスでもなければ、

ニューミュージックでもなく、演歌でもない。

 

うん、紛れもなく、交響曲

 

戸隠という大自然で奏でられた交響曲は、

オットごときの拙筆で書き記すことは、出来ませんね。

 

ド素人ショクン、来年の10月は、

思い切って戸隠へ訪れることをおススメしますよ。

 

f:id:doshiroutobirder:20191027175819j:plain

 

ムギマキ・セニョリータ「何!?今日の入りの長さ…。」

オット「何を言うか、野鳥の交響曲への賛辞だろうが。」

ムギマキ・セニョリータ「ま~た、ビールの飲みすぎか…。」

 

2日目のこの日は、迂回ルートの右左で悩んでいました。

左は、昨日通ったルート。

 

よしッ!右ルートで決定!!!!!!!の瞬間。

 

たぶん写真家さん「何!?ムギマキ?」

オット「ま、いちおーそーです。」

たぶん写真家さん「よしッ!行こう行こう!」

オット「あ、いゃ、え~と、えぇ…。」

 

立ち入り禁止の木道には立ち入らないオット、

押し切られてついていくも。

 

左右の茂みから、野鳥がバサバサッ、バサバサッ!

 

オットの心の声「あら!?あれ?ヌヌ!えぇ!?おわ~!!」

 

止りたいよ~!止って、探鳥したいよ~!!!

 

その間も、写真家さんのおしゃべりと足を引きずる音は止らず…。

 

所要時間5分程度だったかな、ようやく目的の場所へ着きましたが、

オットは、メンタルはズタズタ…。

 

冒頭のムギマキを観て、前述の写真家さんにアイサツをして、

5分足らずで、現場を去りました…。

 

善意で誘っていただけたのだと思いますが、

ダメなものは、ダメですね。

 

それをあなた方世代がやり続けて、日本が壊れたんですよ…。

 

帰り道は、自分を取り戻して、遠回りの迂回ルートへ。

 

ヒヨドリ大のナニヤラが、数羽でじゃれあっていました。

双眼鏡で観るとクロツグミに観えましたが、

時期的にも、薄い。

 

ダメもとで、シャッターを押し続けました。

 

f:id:doshiroutobirder:20191027181541j:plain

 

f:id:doshiroutobirder:20191027181622j:plain

 

マミチャジナイ「だ~れがクロツグミじゃ~~~!!」

オット「だってさ~、おなかにテンテンテン観えた気がしたんだモン!!」

 

急がば回れ、はるか昔の偉人たちは、えぇ言葉を残してくれました。

 

急がばルールを破っても迷惑かけても後でなぁなぁになるから急げ…。

 

やれやれ…。

 

 

遠回りして、入り口付近に戻ってくると、

またもや、激しい白兵戦と空中戦が。

 

f:id:doshiroutobirder:20191027182213j:plain

 

カシラダカ「おぅおぅおぅ、戸隠でカシラでもあるまぃし!」

オット「アタマの上にいるカケスを含めて、戸隠かんけーねーな。」

 

あらためまして、探鳥家ですので。

 

f:id:doshiroutobirder:20191027182546j:plain

 

メジロ「お金たまったら、また来いや~!」

オット「あぁ、考えとくワ!」

 

入り口付近で、コレまでの最大規模のカラ軍団&メジロアオジに見送られると、

来年も来たいなぁと、心のソコから思うオットでありました。

 

 

10月27日、本日訪れた丹沢湖のお話は、

ラグビーW杯・ウェールズVS南アがあまりにすばらしく、

興奮が冷めやらぬので、次回へ回します。

 

 

ハ、恥ずかしながら…。


野鳥観察ランキング