ムスメとオットとジィちゃんと。

デビューのムスメ、復帰のオット(父)、イーグルアイのジィちゃん、3人がつむぐド素人野鳥物語。

ジィちゃんと探鳥、奥日光の野鳥/2019-10-2・吉田口登山道の野鳥/2019-10-6・西丹沢の野鳥/2019-10-10

 

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ウグイス「枝かぶってボケるんなら、撮るなって…。」

オット「い~や違うね!撮ってみたら、枝かぶってボケたんだよ!!」

 

ソコ、大事。

 

 

<やさしいきもち>

 

(や)野外活動、無理なく楽しく

(さ)採集は控えて、自然はそのままに

(し)静かに、そーっと

(い)一本道、道からはずれないで

(き)気をつけよう、写真、給餌、人への迷惑

(も)持って帰ろう、思い出とゴミ

(ち)近づかないで、野鳥の巣

 

日本野鳥の会さんが提唱するフィールドマナーです。

 

四季オリオリの日本で、野鳥たちがイキイキと生きていくため、

未来のバーダーさんたちに、ステキな探鳥環境を残すため、

はたまた、海外に渡った野鳥たちが、現地で困らないため、

 

どーですか、みなさん、いっしょにやりませんかー!!!

 

 

やはり、この時期、戦場ヶ原でノゴマが観たい。

 

ノゴマ=北海道のイメージが拭い去れないだけに、

狭山湖だろうが、秋ヶ瀬公園だろうが、観たいものは観たい!

 

でも、餌付けぢゃないヤツが、望ましい…。

 

狭山湖は、セーフだと思いたいなぁ…。

秋ヶ瀬公園は、アウトです。餌付けトライの話をジッサイに聞いたから…。

 

10月2日、奥日光・戦場ヶ原です。

 

3時に起きて、4時出発、8時半現着。

我ながら、よぅやるよな…。

 

冒頭のウグイスは、赤沼駐車場から、戦場ヶ原に入ってすぐんトコ。

 

その舌打ち、チッチッチッに10分費やす。

 

さぁ、急げ急げ!ノゴマのトコへ!!

 

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アオジ「で、何でアオジ!?しかも長い時間!!コレから地元でも会えるでしょ!!」

オット「だってサァ~、いるんだもん…。」

 

おかしいんでしょーか、アオジに20分。

おかしいかなぁ…。

 

確かに冬になれば、都会の公園でも会えるんですよね。

でも、戦場ヶ原で、今シーズン初の、アオジだからなぁ…。

 

で、ボッケボケ。ハハハハハ。

 

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マガモ・セニョリータ「早くノゴマへ行きなさいって!」

オット「キミは、イチオー冬鳥なんだよな。渡ってきたのかな?」

 

だとすれば、ご苦労さんですね。

 

スッカリ、ノゴマを忘れてしまったオットの近くに、カラ軍団。

 

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コガラ「相変わらずだけど、オマェ、何なん?」

オット「自分でもわっからん!!鳥がいたら、足が止っちゃう…。」

 

ターゲットはノゴマ!ってゆーより、野鳥!!ってほーが、正しいですね。

 

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コガラ「やれやれ…、がホントに似合うね。」

オット「自分でもそー思う。でも、より楽しいよ。」

 

出っくわす型バーダーとしては、より多く出っくわすほーが、

そりゃモチロン楽しいワケでありますから、

超レア系から定番系まで、特に時間の使い方は変わりませんね。

 

ようやっとポイントと思しき場所へ到着すると、

すでの数名の写真家の方々が、いらっしゃいました。

 

じゃ、ココだ、と。

 

皆様ルールを気にしてか、三脚の脚1本を木道に据えて、

残り2本をゼッタイ降りてはいけない木道外に据えての撮影です。

 

戦場ヶ原の入り口には、三脚の使用を禁止する旨の張り紙があります。

 

そうそう、ゼッタイに木道から降りちゃいけないトコロに、

脚2本を設置したら、三脚じゃなくて、一脚だよねー。

 

馬鹿につける薬はない、はことわざなのだと初めて知りました。

 

3-2=1ができるからなぁ、微妙ですね。

ま、コレも昭和末~平成の暗黒時代の名残でしょう。

 

結果、オットが心配していた餌付けは、距離感を考えると、

どーやらなさそうなので、ホッとしました。

 

ポイントに至るまで、オットが会っていたカラ軍団を蹴散らした、

写真家様から受けた屈辱感は、寂しいものでしたが…。

 

さっき、ネットで読んだ、「団塊の世代が通るとペンペン草も生えない」は、

ここ最近で1番カンドーした言葉ですね。

 

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ノビタキ「そーやって、ヒトを犯罪者みたいにサー。」

オット「あッ!!ノビがドロボー顔になってるぅぅぅ!!」

 

正確には、ドロボー顔は、口の周りにヒゲか…。

 

ソロソロ、修学旅行・遠足の学生たちが来る時間、

おそろしー回数のアイサツが強要される前にテッシューです。

 

時間もジャッカンあったので、湯滝周辺も歩いてみましたが、

まったく野鳥には会えませんでした。

 

 

続きまして、10月6日、富士山麓・吉田口登山道・中の茶屋周辺へ。

 

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ヒガラ「あのサー、ヒガラなんて、撮り飽きてないの?」

オット「ぜっんぜん!!探鳥レポートのつもりだから、出会ったら撮るよ。」

 

カラ軍団に囲まれるとシアワセなオットには、愚問中の愚問ですね。

 

この日のカラ軍団は、なんと!フルキャスト!!!

 

コガラ・ヒガラ・ヤマガラエナガもいて、

さらには、逆レアのシジュウカラに、ゴジュウカラまで!!

 

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

そしてカラ軍団恒例のスペシャルゲスト、この日はメジロでした!

記念撮影が出来なかったのが、残念であります…。

 

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ゴジュウカラ「オメェ、ホント、変わってるよな。」

オット「おヌシの止り方くらいね。」

 

ゴジュウカラは、ホンッとに多かったですね。

鳴くとか、囀るというか、叫びあう感じ。

 

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オット「おぉぉぉぉ!シジュウカラ、ダブル~!!!!」

 

いわゆる冬鳥は、まだのようでした。

 

う~ん、やはり気になるから、冬も行ってみようと思います。

 

 

で、本日10月10日は、気分を変えて、丹沢湖へ。

 

この秋冬シーズンの下見を兼ねて、です。

 

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シジュウカラ「ようこそ~!光のかげんで、ヨーロッパシジュウカラ!?」

オット「おぉ!永遠の憧れ、ヨーロッパシジュウカラだ!!」

 

さすがに、ヨーロッパシジュウカラは、観ることはないでしょうね。

ヒコーキ、ダメだし…。

 

丹沢湖は、冬のオシドリと、ヤマセミで有名ですよね。

その丹沢湖の周辺で、この冬を過ごせる場所を探しに。

 

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キセキレイ「ちっせーなー!カメラとレンズ変えろャ!!」

オット「無理だよ…。誰かにあげて自分では貰えない年金払うのでやっとだよ…。」

 

野鳥が野鳥を呼ぶ。野鳥が野鳥に会わせてくれる。

 

キセキレイを観ていたら、カワガラスが現れたのです。

 

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カワガラス「あぃよあぃよ、ゲゲッと登場!今日の水温はどんな感じ~!?」

オット「あらま~、いるとは思っていたけど、ヒッサビサだなー!」

 

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カワガラス「そ~れそれそれ、ジャバジャバっといっときますよー!」

 

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カワガラス「あー、そっかそっか、白目撮りたいんだよな、ヒトは。あいよ。」

オット「あらま、今日のカワガラスは、ズイブンとコッチに寄せてくれるねぇ…。」

 

ありがたや、ありがたや。

 

ではでは、そのモヨーを動画で。

オットのつまらん感想が、ボソボソと入ってますからね。

 


探鳥実況!カワガラスのメシタイムに近寄れるか!?

 

このカワガラス、メシへの集中力がカナリ高いとみて、さらに近づく!

 


探鳥実況!メシに集中するカワガラスにさらに寄れるか!?

 

ようやっとオットに気づいたカワガラス、チョイと離れた岩の上に。

 

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カワガラス「あー、ビックリした!近くにいるなら、いるって言えよー!」

オット「言ったら、逃げるでしょーが…。」

 

カワガラス、そーとーいましたね。ステキ。

 

この林道は、片側が河川敷、カワガラス・ヤマセミに注意しつつ、

もう片側が小高い山の斜面で、オットの好きな中~小型の野鳥を探せる、

この上ない環境が整った探鳥地です。

 

ハマったワ。

 

ちなみにヤマセミは、逃げていく声を、4回聞きました…。

近々に、リベンジですね、こりゃ…。

 

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オット「おぅ、ヤマ!ココはそーとーいいトコっぽいな!!」

ヤマガラセミの方だろ、どーせ。」

オット「バカ言うなや、ガラも含めてに決まっているじゃろーがッ!」

ヤマガラ「そ、そぅ!?ホンジャ、いいトコだゼ!!!」

 

うん、いいトコです。

 

冬鳥の到着が楽しみですね。

 

頭上を10回以上飛び交っていたカケス、

わざわざ、対岸からオットの目の前に渡ってきたナニヤラムシクイ、

 

仕事のお休みが足りない!と悲鳴をあげそうな探鳥地が1つ加わりました!

 

シアワセ!!

 

 

 

 

ハ、恥ずかしながら…。


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