ウグイス「枝かぶってボケるんなら、撮るなって…。」
オット「い~や違うね!撮ってみたら、枝かぶってボケたんだよ!!」
ソコ、大事。
<やさしいきもち>
(や)野外活動、無理なく楽しく
(さ)採集は控えて、自然はそのままに
(し)静かに、そーっと
(い)一本道、道からはずれないで
(き)気をつけよう、写真、給餌、人への迷惑
(も)持って帰ろう、思い出とゴミ
(ち)近づかないで、野鳥の巣
日本野鳥の会さんが提唱するフィールドマナーです。
四季オリオリの日本で、野鳥たちがイキイキと生きていくため、
未来のバーダーさんたちに、ステキな探鳥環境を残すため、
はたまた、海外に渡った野鳥たちが、現地で困らないため、
どーですか、みなさん、いっしょにやりませんかー!!!
やはり、この時期、戦場ヶ原でノゴマが観たい。
ノゴマ=北海道のイメージが拭い去れないだけに、
狭山湖だろうが、秋ヶ瀬公園だろうが、観たいものは観たい!
でも、餌付けぢゃないヤツが、望ましい…。
狭山湖は、セーフだと思いたいなぁ…。
秋ヶ瀬公園は、アウトです。餌付けトライの話をジッサイに聞いたから…。
10月2日、奥日光・戦場ヶ原です。
3時に起きて、4時出発、8時半現着。
我ながら、よぅやるよな…。
冒頭のウグイスは、赤沼駐車場から、戦場ヶ原に入ってすぐんトコ。
その舌打ち、チッチッチッに10分費やす。
さぁ、急げ急げ!ノゴマのトコへ!!
アオジ「で、何でアオジ!?しかも長い時間!!コレから地元でも会えるでしょ!!」
オット「だってサァ~、いるんだもん…。」
おかしいんでしょーか、アオジに20分。
おかしいかなぁ…。
確かに冬になれば、都会の公園でも会えるんですよね。
でも、戦場ヶ原で、今シーズン初の、アオジだからなぁ…。
で、ボッケボケ。ハハハハハ。
オット「キミは、イチオー冬鳥なんだよな。渡ってきたのかな?」
だとすれば、ご苦労さんですね。
スッカリ、ノゴマを忘れてしまったオットの近くに、カラ軍団。
コガラ「相変わらずだけど、オマェ、何なん?」
オット「自分でもわっからん!!鳥がいたら、足が止っちゃう…。」
ターゲットはノゴマ!ってゆーより、野鳥!!ってほーが、正しいですね。
コガラ「やれやれ…、がホントに似合うね。」
オット「自分でもそー思う。でも、より楽しいよ。」
出っくわす型バーダーとしては、より多く出っくわすほーが、
そりゃモチロン楽しいワケでありますから、
超レア系から定番系まで、特に時間の使い方は変わりませんね。
ようやっとポイントと思しき場所へ到着すると、
すでの数名の写真家の方々が、いらっしゃいました。
じゃ、ココだ、と。
皆様ルールを気にしてか、三脚の脚1本を木道に据えて、
残り2本をゼッタイ降りてはいけない木道外に据えての撮影です。
戦場ヶ原の入り口には、三脚の使用を禁止する旨の張り紙があります。
そうそう、ゼッタイに木道から降りちゃいけないトコロに、
脚2本を設置したら、三脚じゃなくて、一脚だよねー。
馬鹿につける薬はない、はことわざなのだと初めて知りました。
3-2=1ができるからなぁ、微妙ですね。
ま、コレも昭和末~平成の暗黒時代の名残でしょう。
結果、オットが心配していた餌付けは、距離感を考えると、
どーやらなさそうなので、ホッとしました。
ポイントに至るまで、オットが会っていたカラ軍団を蹴散らした、
写真家様から受けた屈辱感は、寂しいものでしたが…。
さっき、ネットで読んだ、「団塊の世代が通るとペンペン草も生えない」は、
ここ最近で1番カンドーした言葉ですね。
ノビタキ「そーやって、ヒトを犯罪者みたいにサー。」
オット「あッ!!ノビがドロボー顔になってるぅぅぅ!!」
正確には、ドロボー顔は、口の周りにヒゲか…。
ソロソロ、修学旅行・遠足の学生たちが来る時間、
おそろしー回数のアイサツが強要される前にテッシューです。
時間もジャッカンあったので、湯滝周辺も歩いてみましたが、
まったく野鳥には会えませんでした。
続きまして、10月6日、富士山麓・吉田口登山道・中の茶屋周辺へ。
ヒガラ「あのサー、ヒガラなんて、撮り飽きてないの?」
オット「ぜっんぜん!!探鳥レポートのつもりだから、出会ったら撮るよ。」
カラ軍団に囲まれるとシアワセなオットには、愚問中の愚問ですね。
この日のカラ軍団は、なんと!フルキャスト!!!
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
そしてカラ軍団恒例のスペシャルゲスト、この日はメジロでした!
記念撮影が出来なかったのが、残念であります…。
ゴジュウカラ「オメェ、ホント、変わってるよな。」
オット「おヌシの止り方くらいね。」
ゴジュウカラは、ホンッとに多かったですね。
鳴くとか、囀るというか、叫びあう感じ。
オット「おぉぉぉぉ!シジュウカラ、ダブル~!!!!」
いわゆる冬鳥は、まだのようでした。
う~ん、やはり気になるから、冬も行ってみようと思います。
で、本日10月10日は、気分を変えて、丹沢湖へ。
この秋冬シーズンの下見を兼ねて、です。
シジュウカラ「ようこそ~!光のかげんで、ヨーロッパシジュウカラ!?」
オット「おぉ!永遠の憧れ、ヨーロッパシジュウカラだ!!」
さすがに、ヨーロッパシジュウカラは、観ることはないでしょうね。
ヒコーキ、ダメだし…。
その丹沢湖の周辺で、この冬を過ごせる場所を探しに。
キセキレイ「ちっせーなー!カメラとレンズ変えろャ!!」
オット「無理だよ…。誰かにあげて自分では貰えない年金払うのでやっとだよ…。」
野鳥が野鳥を呼ぶ。野鳥が野鳥に会わせてくれる。
カワガラス「あぃよあぃよ、ゲゲッと登場!今日の水温はどんな感じ~!?」
オット「あらま~、いるとは思っていたけど、ヒッサビサだなー!」
カワガラス「そ~れそれそれ、ジャバジャバっといっときますよー!」
カワガラス「あー、そっかそっか、白目撮りたいんだよな、ヒトは。あいよ。」
オット「あらま、今日のカワガラスは、ズイブンとコッチに寄せてくれるねぇ…。」
ありがたや、ありがたや。
ではでは、そのモヨーを動画で。
オットのつまらん感想が、ボソボソと入ってますからね。
このカワガラス、メシへの集中力がカナリ高いとみて、さらに近づく!
ようやっとオットに気づいたカワガラス、チョイと離れた岩の上に。
カワガラス「あー、ビックリした!近くにいるなら、いるって言えよー!」
オット「言ったら、逃げるでしょーが…。」
カワガラス、そーとーいましたね。ステキ。
この林道は、片側が河川敷、カワガラス・ヤマセミに注意しつつ、
もう片側が小高い山の斜面で、オットの好きな中~小型の野鳥を探せる、
この上ない環境が整った探鳥地です。
ハマったワ。
ちなみにヤマセミは、逃げていく声を、4回聞きました…。
近々に、リベンジですね、こりゃ…。
オット「おぅ、ヤマ!ココはそーとーいいトコっぽいな!!」
オット「バカ言うなや、ガラも含めてに決まっているじゃろーがッ!」
ヤマガラ「そ、そぅ!?ホンジャ、いいトコだゼ!!!」
うん、いいトコです。
冬鳥の到着が楽しみですね。
頭上を10回以上飛び交っていたカケス、
わざわざ、対岸からオットの目の前に渡ってきたナニヤラムシクイ、
仕事のお休みが足りない!と悲鳴をあげそうな探鳥地が1つ加わりました!
シアワセ!!
ハ、恥ずかしながら…。