ムスメとオットとジィちゃんと。

デビューのムスメ、復帰のオット(父)、イーグルアイのジィちゃん、3人がつむぐド素人野鳥物語。

ジィちゃんと探鳥・丹沢の野鳥/2019-4-21

 

前回の探鳥で出会ったシジュウカラは、

「チクビー、チクビー」と叫ぶお下品でしたが、

本日の探鳥で出会ったシジュウカラは、

「バッチコーイ、バッチコーイ」と体育会系でした。

 

シジュウカラは、奥が深い…。

 

ムスメに用事ができた本日、オットはジィちゃんと丹沢です。

もう、徹底的に丹沢なんです。

 

現着、ヤマちゃんではなく、ホオジロとウグイスのお出迎え。

 

あ!そうだ!

 

直前に寄ったコンビニの前にある雑木林から、

「チョットコイー、チョットコイー」

が聞こえてきました。

 

今日は、ナニヤラいい予感。

 

丹沢はもう、オオルリ天国と化していました。

あぁ、シアワセ。

 

んでも、新緑が深みを増してきましたから、

なかなか野鳥の姿を観ることはできず。

 

さぁて、ウデがなるわぃ。

 

 

近くにいるはずのウグイスに、15分近く使い、

結果、姿を観ることできず。

 イキナリつまづいての探鳥スタートです。

 

歩き始めて、15~20分。

どうやらこの夏ご縁がありそうな、アヤツ。

 

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クロツグミ「あ!?またオマェ!!!」

オット「そうサ、毎週来るかんね、これから!!」

 

一瞬のチャンスだったので、ボケた…。

 

でも、クロツグミは、クロツグミ

気分は上々です!

 

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オット「何でそのカラーリングで、くちばしイエローだったんだろーね?」

クロツグミ「し、知るかよ…。」

 

あのね、オットの中では、超レアな野鳥なんですけど、

観られる場所に行ったら観られる野鳥ですよね。

 

でもサ、何でだろうか、ドキドキしちゃうのは。

 

逆にオオルリの方が、落ち着いているというか、

ルリビタキより、カヤクグリの方がドキドキするというか…。

 

みつけにくさ、ってモノサシなんでしょうかね?

個人差もあると思いますがね。

 

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オオルリ「主役は主役、テッパンでしょーがッ!」

オット「そうそう、テッパンはテッパンで主役なんだけどサ。」

 

ルリビタキジョウビタキ狙って、キジとか、

サンショウクイコサメビタキサンコウチョウ狙って、コジュケイとか、サ。

 

ドキドキはヒトによって、違うのだろうなぁ…。

 

そういや、オオルリもカタカタ・パタパタやるの知ってますか?

ルリビタキジョウビタキ観つける時のアレ。

 

ルリ・ジョビは尾羽を木などに叩きつけていますが、

オオルリは、翼をパタパタやっていました。

 

おかけで、声以外にも観つける方法を発見!

 


観つけやすい!オオルリのカタカタ・パタパタ!

 

そんなに人気の奪い合いをヒタキとしなくても、

オオルリファンは、すっげーいると思うよ。

 

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オオルリ「やれることは全部やるッ!夏の王者として!!」

オット「ハハハ、夏の王者に慢心はないね。」

 

キビタキにご注意を。

 

<1本目の林道で出会った野鳥>

ホオジロシジュウカラヤマガラ・コガラ・メジロ

オオルリクロツグミ・カケス・ヒヨドリ

 

<声の友情出演>

ウグイス・センダイムシクイアオバトミソサザイキビタキ(だと思うんだが)

 

 

さぁて、2本目だ。

コッチの方が、坂道キツいぞ…。

 

ココも実は様子を伺う感じ。

いつもよりも奥まで行ってみよう!程度です。

 

ただねぇ、ミソがさぁ、いるのよねぇ…。

毎回…。

 

林道入ってすぐ、お仕事の皆様の車数台とすれ違う。

あれ!?ダメか、こりゃ?

 

そんな心配をよそに、すぐに王者オオルリ様と出会うも、

すぐに飛び立たれてしまった。

 

色違いもいっしょにいたから、マダムだったかもなぁ、

と、残念無念な出会いであった。

 

この2本目は、渓流と平行しているため、

水の音が絶えず、声を頼りに作戦は、通用しないのであります。

 

目視、目視、注視!!!!!!!!

 

遠くにいるミソサザイをようやっと観つけたと思ったら、

オットが立っている橋のしたをくぐり抜けた!!

 

振り返って!!

 

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ミソサザイ「近くには止まらんサ。」

オット「米ツブ、豆ツブ、あいや、胡麻ツブだな…。」

 

ミソは、はえーし、とーいし…。

 

ある程度まで、足を進めて、下見完了。

まずまず、い~や、ケッコウいいね。

通うとしましょう。

 

帰り道。

 

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ミソサザイ「ハイ、ご苦労さ~ん!ご褒美に一節やろうか?」

オット「モチロンだ、ぜひぜひやって欲しいワ!」

 


ミソサザイの美声には、渓流の音が似合う。

 

やっと撮れた…。シアワセだ…。

 

さすが、オオヨシキリ・幼鳥のツバメとともに、

三大クチを思いっきりあけて欲しい野鳥の1羽。

 

コマドリ・キジとともに三大尾羽をめっちゃあげて欲しい野鳥でもあります。

 

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ミソサザイ「リクエストが多いよ…。」

オット「悪ィ、悪ィ。それだけみんな大好きなんだよ。」

 

<2本目の林道で出会った野鳥>

オオルリミソサザイキジバトヒヨドリ

 

<声の友情出演>

センダイムシクイ(今日もまたお会いできず…)

 

 

 

林道を歩いていますと、まったく不可解な音が聞こえてくることがあります。

本日も何度も何度もありました…。

 

イッタイ何の音なんだろう?

 

草木の音?風穴テキな風の通り道?

姿を見せない動物・昆虫?

 

静寂が好きだと言いましたが、チョイと怖くなる時も…。

 

どうか、今夏もクマとスズメバチにお会いしませんように…。

 

 

ハ、恥ずかしながら…。


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