ムスメとオットとジィちゃんと。

デビューのムスメ、復帰のオット(父)、イーグルアイのジィちゃん、3人がつむぐド素人野鳥物語。

ムスメと探鳥、多摩森林科学園の野鳥/2017-12-24

ムスメ&ジィちゃん&オット、2017ファイナルです。

 

先日お邪魔した多摩森林科学園

ミヤマホオジロをジックリ観せてあげたくて、再訪です。

 

到着早々、大きな木の上で、バチッバチッと実を割る音。

 

オット「何だ!?気になるな?」

ムスメ「えー、何だろう?」

オット「おぉ!イカルだよ!!!」

ムスメ「あぁッ、イカルだぁ!!!」

 

すぐそばにいた貴婦人が、双眼鏡を貸してくれました。

ありがとうございました!

 

ムスメ「うん、イカルだ!イカル!!」

 

イカルもゴハン中のようで、すぐには移動しないと予想、

我々もゴハンを食べることに。

 

スッカリ、お腹イッパイで、あらためて、イカル。

 

f:id:doshiroutobirder:20171225215830j:plain

 

イカル「そういやムスメ、イカルのこと、イルカって言ってたらしいな。」

ムスメ「うん、間違えちゃうんだよね。」

オット「ハハハ、言ってたね。」

 

ムスメ、イカルデヴューです。

 

そして、前回ミヤマ様がいらっしゃった場所へ。

 

う~ん、何か雰囲気が違う。

気温?日光?わからんが、何かが違う。

 

ココには、いない。

 

f:id:doshiroutobirder:20171225220235j:plain

 

ムッシュジョビィ「お前にもわかったか、自然界のアレが。」

オット「し、自然界のアレ???」

 

f:id:doshiroutobirder:20171225220418j:plain

 

カシラダカ「フフフ、自然界のアレだよ、アレ。」

オット「だから何だよ、アレって!」

 

ようわからんが、自然界のアレを感じてしまった。

 

ソコからしばらく歩く歩く。

 

ムスメ「オット、この実、なんだろね?」

オット「おぉ、赤と青とオレンジ、いろいろあるな!」

 

そんなやり取りも、親子の幸せな時間。

 

程なく、またもやムスメ、叫ぶ。

 

キジ以来の、叫び。

 

ムスメ「オットォッ!!コジュケイッ!!!!!」

オット「なぬ!!!」

 

f:id:doshiroutobirder:20171225220829j:plain

 

足元の水路に、5~6羽。

 

コジュケイ「みつかっちったなぁ~!」

ムスメ「初めましてだねッ!ウレシイ~!!」

 

このコジュケイ、ムスメが見ている間、ゴソゴソと歩いていましたが、

頭上にヒヨドリが現れるや否や、ぴたっと動きを止めました。

 

どちらかといえば、人間の方を恐れなさいよ…。

 

コジュケイに別れを告げ、歩く歩く。

 

で、ついに。

 

f:id:doshiroutobirder:20171225221243j:plain

 

マダムミヤマ「ムスメ、よく観つけたね。」

ムスメ「オット、ミヤマ。」

 

まわりの写真家に気を使って、か細い声のムスメ。

うん、いい子に育ってる。

涙が出そうになった。

 

f:id:doshiroutobirder:20171225221838j:plain

 

ムッシュミヤマ「子供は親の背を見て…」

オット「わかってるから、キミたちはコッチ向いてよ…。」

 

 

今年最後の探鳥は、笑いあり、涙あり、初の出会いあり。

3世代そろって最高の時間を過ごせました。

 

きっと、今年も一生懸命仕事をがんばったオットと、

勉強・スポーツ・お手伝いをがんばったムスメに、

サンタさんがくれたプレゼントだったのでしょう。

 

おっさんになっても、サンタさん、来るんだなぁ…。

 

f:id:doshiroutobirder:20171225222223j:plain

 

ムッシュミヤマ「文章のウデあげてねぇで、撮影のウデあげろや!」

オット「まぁ、来年ね…。」

 

今年も、野鳥たち、ありがとね~!!

 

あ、でも、早朝探鳥、まだまだ行っちゃうかも…。