ムスメ&ジィちゃん&オット、2017ファイナルです。
先日お邪魔した多摩森林科学園、
ミヤマホオジロをジックリ観せてあげたくて、再訪です。
到着早々、大きな木の上で、バチッバチッと実を割る音。
オット「何だ!?気になるな?」
ムスメ「えー、何だろう?」
オット「おぉ!イカルだよ!!!」
ムスメ「あぁッ、イカルだぁ!!!」
すぐそばにいた貴婦人が、双眼鏡を貸してくれました。
ありがとうございました!
ムスメ「うん、イカルだ!イカル!!」
イカルもゴハン中のようで、すぐには移動しないと予想、
我々もゴハンを食べることに。
スッカリ、お腹イッパイで、あらためて、イカル。
イカル「そういやムスメ、イカルのこと、イルカって言ってたらしいな。」
ムスメ「うん、間違えちゃうんだよね。」
オット「ハハハ、言ってたね。」
ムスメ、イカルデヴューです。
そして、前回ミヤマ様がいらっしゃった場所へ。
う~ん、何か雰囲気が違う。
気温?日光?わからんが、何かが違う。
ココには、いない。
ムッシュジョビィ「お前にもわかったか、自然界のアレが。」
オット「し、自然界のアレ???」
カシラダカ「フフフ、自然界のアレだよ、アレ。」
オット「だから何だよ、アレって!」
ようわからんが、自然界のアレを感じてしまった。
ソコからしばらく歩く歩く。
ムスメ「オット、この実、なんだろね?」
オット「おぉ、赤と青とオレンジ、いろいろあるな!」
そんなやり取りも、親子の幸せな時間。
程なく、またもやムスメ、叫ぶ。
キジ以来の、叫び。
ムスメ「オットォッ!!コジュケイッ!!!!!」
オット「なぬ!!!」
足元の水路に、5~6羽。
コジュケイ「みつかっちったなぁ~!」
ムスメ「初めましてだねッ!ウレシイ~!!」
このコジュケイ、ムスメが見ている間、ゴソゴソと歩いていましたが、
頭上にヒヨドリが現れるや否や、ぴたっと動きを止めました。
どちらかといえば、人間の方を恐れなさいよ…。
コジュケイに別れを告げ、歩く歩く。
で、ついに。
マダムミヤマ「ムスメ、よく観つけたね。」
ムスメ「オット、ミヤマ。」
まわりの写真家に気を使って、か細い声のムスメ。
うん、いい子に育ってる。
涙が出そうになった。
ムッシュミヤマ「子供は親の背を見て…」
オット「わかってるから、キミたちはコッチ向いてよ…。」
今年最後の探鳥は、笑いあり、涙あり、初の出会いあり。
3世代そろって最高の時間を過ごせました。
きっと、今年も一生懸命仕事をがんばったオットと、
勉強・スポーツ・お手伝いをがんばったムスメに、
サンタさんがくれたプレゼントだったのでしょう。
おっさんになっても、サンタさん、来るんだなぁ…。
ムッシュミヤマ「文章のウデあげてねぇで、撮影のウデあげろや!」
オット「まぁ、来年ね…。」
今年も、野鳥たち、ありがとね~!!
あ、でも、早朝探鳥、まだまだ行っちゃうかも…。