だいぶ体調が回復すると、眠気に勝てなくなり…。
前回冒頭のガードレールオオルリの話を続けますね。
オット「悪ぃ悪ぃ、初夏眠誘惑に勝てず、だ。」
向かったのは、あきらめかけている火の鳥探しの丹沢です。
実は、目的地で記念撮影できたのは、コレだけ。
目視もほぼコレと等しく。
今回もまた、声の探鳥を楽しむ会となったのか、
と思いきや、その帰り道。
要所要所で、あかしょうびん号を止めた3ヶ所目。
オット「え!?何?鳥が鳥を呼ぶシリーズ!?」
マジか!?何かくるか?
いや、オットは、キセキレイで十分だゾ、ホントに。
オット「あらら、ハヤブサじゃん!!おぉ、コレか!!!」
センダイムシクイ「キサマ、その程度でワレワレが足を止めさすというのか。」
オット「えぇぇぇぇ、何、何!?」
ヤマガラ「耳を澄ませ…。」
オット「…。」
センダイムシクイ鳴かずに逃げるが、かすかに遠くで火の鳥の声を聞く。
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!いるゾ!!!!!!!!!!
丹沢では、今季初の火の鳥のキョロロロロロ。
あかしょうびん号がアカショウビンを追います。
しばし気配を感じなくなるも、キョロロキョロロと移動の声をとらえ、
ついには、まさに頭上でキョロロロロロロロロ!
が、しかし、今回はここまで…。
姿を目視するにはいたりませんでした。
あぁ、火の鳥よ、どれだけオットを焦らすのか。
恋焦がれてしまうぢゃないか…。
完全に気配がなくなったので、ホィホィとホィホィホィ探しに向かう。
今がシーズン、八王子城跡です。
ムスメを連れてくる下見ね。
時間もなかったので、ホィホィホィ1本勝負で。
オット「おぉぉぉぉ!イカルじゃ~~~~ん!!!」
遠くのイカル「オメェ、1本勝負じゃねぇジャン…。」
えぇとね、野鳥1本勝負!ね…。ハハハ。
イカルを追って、奥へ奥へ、ある程度行ったら、頭上でホィホィホィ。
鳥が鳥を呼び、オットを呼んでくれる。
夢中で坂道を早足で進むオットは、給食後校庭へ向かう小学生だ。
サンコウチョウ「ハハハ、オメェ、オッサンなのに、なんか無邪気だな。」
オット「相手がオメーだとな。」
ココで雨が降り始めた。
雨に濡れながら飛んでいくサンコウチョウを追うと、
さらに鳥を呼んでくれた。
キビタキ「明日、ムスメもみんなに会えるといいな。」
オット「うん。タイミングだよな。みんな、頼むゼ。」
さて、満を持して、久々のムスメと探鳥です。
場所は、下見済みの、いや、お願い済みの、八王子城跡。
前半戦からとばすホトトギス。
ついにホィホィホィを間近に聞くも、
残念ながら、姿を観ることはありませんでした…。
しかも、どれもノーシャッター。
ムスメ、凹むかと思いきや、そこは親子ですね、
耳の探鳥を思いっきり満喫したそうです。
アッパレ!ムスメよ!!
帰り際、バスの時間待ちで、ブラブラしていると。
たぶんコサメ「あら!?もう帰るの?」
ムスメ「ヤリィー!コサメ!!」
オット「テメェ、昨日の下見の時、いなかったジャンか…。」
ムスメ、強し。
キセキレイ「ムスメ、またおいでよー!」
ムスメ「オット、また来よーよ。」
オット「うん、ココはいいトコだよねー。」
夏は、まだまだ長いはず。
野鳥たちも、ムスメの笑顔を増やしに、会いに来てくれるでしょう!
ハ、恥ずかしながら…。