3月19日、高尾山で夜登山を試みる。
詳細は割愛するが、アレヤコレヤの面白ハイキング。
ムササビの甘えた鳴き声を聞き、満足満足。
こんな楽しみもあるんじゃね。
翌3月20日、相模川に連れて行っていただく。
お出迎えはジョウビタキだった。ゼイタク。
川ッぺりを飛ぶサギを夢中で撮ってみた。
ピント、あまあま。
程なく、ジョウビタキ(だんな)登場。
ジョウビタキ「見ねぇ、ツラだな。」
オット「あぁ、初めて来たからな。」
ツグミ「ホホホ、いらっしゃいましたか。」
オット「ウソだ~、東京でお会いする師匠の親戚でしょ!?」
シメ「よく来ましたな。」
オット「ハッ!?シメさんが喝って言わない…。」
初めての土地で会う、いつもの野鳥は、どこか違和感がありつつ、
そこにいてくれているって感じが、ド素人にはうれしいワケで。
神奈川にも、ド素人がいそうなのがうれしかった。
3月23日、井の頭公園。
さわやかな、そして穏やかな朝日につつまれた早朝だった。
ハクセキレイ「フッ、来たか。」
オット「朝日浴びるだけで、フッ、って。いつもいるじゃん。」
ヒヨドリ「お早う、フッ。」
オット「え!?ヒヨさんも?」
朝は、心をきれいにします。
3月24日、善福寺公園の早朝探鳥。
すぐにジョウビタキも、ボケボケばかり。
観る専門のウォッチャーとしては、しっかり観ましたが。
カルガモ「観るだけなら、どうぞー。」
オット「いつもありがとね。ホッとするよ、キミは。」
ツグミ「好きなだけ観ていくがいい…。」
オット「いつもふところ深いですな、師匠。」
3月25日、続けざまに善福寺公園。
カルガモ「どうする?撮る?特に何もできないけど。」
オット「十分だよ、そのリラックスっぷり。」
オナガガモ「まだ、いるよー!」
オット「うんうん、できればずっ~っといて欲しいよ。」
3月27日、石神井公園。
ヒヨドリがいい!ホント、実にいい!!!
メジロ「コッチもいろいろやるんだぜ!」
オット「知ってるよ、専用機なんだから。」
そろそろオサラバしそうな、ツグミ&シロハラ。
信じられないくらいの数が、野球場の外野を守っていた。
ツグミ「また冬になれば、来ますから。」
いつがお別れかを考えつつ、歩いていると、モズ登場。
シジュウカラ・ヒヨドリ・ムクドリあたりを追い続けるド素人にとって、
モズはスーパースター。
飛ばさないように、逃がさないように、ジックリ観ました。
池に戻ると、水鳥たちが。
キンクロハジロ「キンクロ艦隊、前へぇ~、進めぇ~!!」
池のほとりで、お食事中。
ムクドリ「あれ、ウメェかな?????」
三法寺池に行くと、カイツブリが縦横無尽。
カイツブリ「イヤッハ~ッ!!」
ヒヨドリ「あいつ、ウルセェな。」
オット「たいがい、お前もナ。」
ゴイサギ「ウルセェな、魚いなくなっちゃったジャンか…。」
所定のスポットに行くと、ヒスイがいる。
このヒスイ撮りたがいがために、オットの近く1mにいたシジュウカラを、
木道ズッコズッコ足音鳴らして飛び立たせた、団塊のオッサンとともに。
オットが子供のころに読んだ本には、
“誰かが立ち止まったら止まってください。何かを探しています”
と書いてあった。オットはそのルールを守ってきた。
あ、そうか!
愛鳥家じゃなくて写真家で、団塊の世代だもんな…。
気を使えないのも無理はない。
そんな難しいこと求めちゃイカンわ。
池の中洲に、サギがいた。
ダイサギ「お前、整髪料何使ってんの?」
コサギ「あぁ、ワックスっす。」
ゴイサギ「zzz…。」
ウ「おいっ、どうした?写されてんぞ、ポーズ決めろヨ!!」
しばらく歩くと、石神井公園もう1つの名物。
アオゲラ「あら!?鳴いてないのに、みっかっちゃッた?」
オット「それだけ、フォルムと飛び方が派手だとね…。」
帰り道に、またアイツと。
シロハラ「よぉ。」
オット「オメェさんもうすぐいなくなんのか?実感わかねぇな。」
シジュウカラ「俺はまだいるよッ!」
オット「1年中な。」
エナガ「また来年会えるよ!」
オット「そうだな、きっとそうだな。」
さてはて、ラストショット。
冬の名物、白鳥とウの競演。